アルツハイマーの初期症状|こんな症状には注意したい。
お年寄りが徘徊したり、意味が分からないことを言ったりやったりすることを
少し前まではボケたと表現していましたが、今はひとくくりではなく
「アルツハイマー型認知症」「脳血管性認知症」に分けられます。
もし自分の親がこの認知症を発症したといたら、
どうしますか?
私は現在両親とは同居していないので実感がわきませんが、
きっと今の生活を維持することはできなくなってしまうはずです。
ですから、この認知症の意識を持つことで、
初期の段階で家族が気づいて専門の病院を受診することができるのではないでしょうか?
認知症の中でも多いアルツハイマー型認知症の初期症状は、
「物忘れ」から始まることが多いようで、これを病気につなげて考えることは難しいかもしれませんね!
自分の両親を見ていると、やはり年々物忘れがひどくなって、
芸能人の名前や観たドラマや映画の題名などがなかなか出てこないし・・・
ってそれてって私も最近よくあるんですよね~
そう考えると物忘れ=アルツハイマーなんて考える人は少ないのかもしれません。
このよくある物忘れから始まって、今自分が何をしていたのか、
どこに行こうとしていたのか、朝何を食べたのか・・・など日常の中に思い出せないことが増えてきます。
正直、私も洗面所に行って「あれ?私今何しに来たんだっけ??」なんてことがよくあるんです!
ヤダな~もしかしたら私自身がアルツハイマーになる可能性があるのかも・・・
このように、物忘れがひどいけど日常生活に問題がなく、料理や洗濯、買い物などができ、
他人とコミュニュケーションがとれているいる場合は、初期段階の「軽度認知障害」で、
この時点で家族や本人が気づくと、それ以上進行しないような治療ができ、
深刻なアルツハイマーの症状にならずに済むことも多いようです。
実はこのアルツハイマー型認知症は進行がゆっくりなので、
一緒に住んでいる家族も気づかないことが多いようです。
昨日と今日の症状がはっきり違う場合は病気に気付きやすいのですが、
本人も家族も気づかないほどゆっくり進行するため、
かなり症状が重くならないと病気だと思わないことが多いようです。
軽度認知障害の時点で本人も今までとの違いを感じていても、
自分が認知症になりかけているなどと考える人は少なく、
病院でも「特に変わりがありません、元気です!」と答えてしまいます。
落としよりもプライドがあり、なかなか「物忘れ」や記憶力の低下などの変化を
他人や医師に伝えることができないようです。
アルツハイマーは何よりも早期発見が大切で、
早い段階で治療が始められると日常生活に支障が出ることなく過ごせる人や、
回復する場合も多い病気です。